【剣盾S12シングル使用構築】ウーラオス+ウオノラゴン【最終498位(レート2000)】
久しぶりの更新。
今期はS3ぶりにレート2000を達成できたということで、記録として記事に残しておくこととする。
【構築経緯】
S12初期はカバルドン+ウツロイド+カプ・レヒレ+@3の並びを使って、それなりに勝てていたが、対エースバーンの不安定さが気になり断念。
レヒレはダストで飛ばされるし、カバルドンはラムエースバーンに対し後手になりがちだったのが悩みであった。
S12中盤あたりにウオノラゴンに目を付けた。ウオノラゴンは「がんじょうあご」+「エラがみ」で火力が出せることは周知の事実だと思うが、こだわりスカーフでエースバーンの上をとれることからエースバーン+地面枠のような並びに有利であり、テッカグヤやサンダー、ポリゴン2などにも大きな負担をかけることができる。某配信で見た並びに感銘を受け、しばらくの間は
ウオノラゴン・サンダー・ナットレイ・霊獣ランドロス・バンギラス・ミミッキュ
という並びで使用していた。しかし、バンギラスが不安定に感じたこと、ミミッキュの動かし方が下手だったことから解散。最終日2日前に、カプ・レヒレを誘って倒せるいのちのたま連撃ウーラオスに目をつけ、採用したところ、思ったより通りがよかったので、これを2000まで使っていくことにした。
【パーティコンセプト】
・連撃ウーラオスで水タイプやナットレイを倒し、ウオノラゴンを通す。
・対面操作してウオノラゴンを通す。
・ナットレイ、ランドロス、サンダー、ポリゴン2のサイクルで詰める
【単体考察】
- ウオノラゴン
性格 陽気
特性 がんじょうあご
努力値 AS252H4
持ち物 こだわりスカーフ
技 エラがみ・げきりん・けたぐり・ねごと
コンセプトの1匹。こいつの一貫を取ることを目標に立ち回る。
ナットレイなどに対しても、ダイマックスしてダイナックルを打ってAを上げ、ときにはダイストリームで雨を降らして爆発的火力のエラがみを連打することで裏ごとブチ抜ける。ただ「はたきおとす」をもったナットレイが増加しており、対面でこだわりスカーフを失って裏に倒される展開もあったので、できるだけナットレイは他のポケモンで見ることにしていた。
- 連撃ウーラオス
性格 陽気
特性 ふかしのこぶし
努力値 AS252B4
持ち物 いのちのたま
技 すいりゅうれんだ・インファイト・つばめがえし・かみなりパンチ
コンセプトの一匹。先発で出し、誘われて出てくる水タイプを「かみなりパンチ」で役割破壊し、ダイジェットなどで裏にも多大な負担をかけていく。こいつのダイストリームで後ろのウオノラゴンの「エラがみ」を強化する展開もあった。また、「すいりゅうれんだ」や「インファイト」に受け出しして「せいでんき」発動を狙ってくるサンダーは、素早さに補正をかけていなければダイストリームが等倍で入るので、積極的にダイストリームを打った。このPTで重いウオノラゴンやブリザポスにも強い枠。
- サンダー
性格 図太い
特性 静電気
努力値 H252B204C4D4S44
持ち物 バンジのみ
技 ボルトチェンジ・とんぼがえり・ぼうふう・はねやすめ
対面操作をするポケモン。ウオノラゴンとの相性がいい。ダイマックスの可能性もあるポケモンなので、相手のダイマックスを誘発することもできる。ウーラオスを出しにくい構築には積極的にダイマックスを切った。また、物理ポケモンに対して「せいでんき」が強いが、ウーラオスや珠エースバーンには普通に押し切られる程度の耐久しかないので、ダイマックスを切るか、後述するランドロスで見るようにした。2000チャレはこいつによる運勝ち。(相手のウーラオスをせいでんきでしびれさせ、最後ふいうちを打たれたら負けの場面でしびれさせた。ごめんなさい。)
- 霊獣ランドロス
性格 のんき
特性 威嚇
努力値 HB252A4
持ち物 オボンのみ
技 じしん・がんせきふうじ・とんぼがえり・守る
対面操作するポケモン。有名なクッション。威嚇が便利なことと、ダイマックスをからす「まもる」が便利だった。
性格 のんき
特性 鉄のとげ
努力値 HD252B4
持ち物 たべのこし
技 ジャイロボール・パワーウィップ・やどりきのタネ・はたきおとす
対特殊のクッション。ウツロイド、ナットレイ、ポリゴン2、水タイプに強いポケモン。守るが欲しい場面が多かったが、それ以上にはたきおとすが強かった。草技は諸説。
- ポリゴン2
性格 穏やか
特性 トレース
努力値 HD244B12
持ち物 しんかのきせき
汎用的な特殊に投げるクッション。特にサンダーに強めなのが偉い。「ほうでん」や「ぼうふう」の追加効果に屈しないため「かいでんぱ」を採用したが結構強かった。波なんだから身代わりを貫通してほしい。
【基本選出】
ウーラオス+ウオノラゴン+4体のうちどれか
(ウオノラゴンorウーラオス)+(サンダーorランドロス)+(ナットレイorポリゴン2)
【あと語り】
久しぶりにレート2000を達成できたこと、自分で考えた並びが刺さったことは良かった。
構築としての安定感には欠けるし、最後の2000チャレも運勝ちだったのはまだまだだな~と。
最終日2日前に2000を達成したが、これ以上レートを伸ばせる気がしなかったので撤退してしまった。もう少し上を目指せた可能性もあるが、構築としての完成度を考えたらこんなものだろう。
S13はもって攻撃的な並びで上位を目指せたらと思う。
使用率TOP5に思うこと
3期連続でTOP4を使ってきた者として。こいつらに思うこと。まとまりのない雑感垂れ流し。
①ドラパルト
S1初期はマジでじゃんけんだと思っていた。スカーフドラゴンアローでしばこうと思えば、耐えてくる奴が出てきて、タスキドラアロ+ふいうちのやつも出てきて…ミラーどうすんねんと。
そこから時は流れ、最速ドラパはほとんどいなくなった。ドラパルト以外にそこまで高速なポケモンはいないわけで、その分の努力値を他に回すのは極めて合理的である。種族値を見たときに、Sが抜けて高く、耐久は低いポケモンだと感じていたが、Sに振る努力値を耐久に回せるんだから、実質高速でそこそこ固くそこそこ火力のあるポケモンなんだからそりゃ強い。
ただこいつがぶっ壊れているかといえばそうは思わない。こいつの真価はそのカスタマイズ性能の高さであろう。前述したとおり努力値が浮くので、HBにしたりHAにしたりCSにしたり、さらにはACなんてのもいてやりたい放題である。どう振っても成立してしまう汎用性がある。技も壊れ技を覚えるというよりは器用に覚える印象。範囲技に加えて呪いや鬼火を持てるのが特に強い。
ぶっ壊れていることがあるとすれば物理ダイホロウの性能だろうけど、それはこいつだけの話ではないので。それに一致技2つが一貫しにくいのが使用者目線からすると苦しい盤面も多い。特殊にするとダイホロウの追加効果はほぼ無意味だし、メガネ持たせてもダイマさせても割と火力が足りない。
繰り返しになるが、ぶっ壊れてるとは思わない。汎用性のカタマリであるだけである。故に使用率がガクっと落ちることはないと思う。
実はそんなに入れ得ポケモンだとは思っていない。雑に出して強いことは間違いないが、明確な役割対象がいるわけでもない。対面系の構築でいえば、タスキ+ミミッキュ+ダイマックスと出せば行動保障リレーができるので必須パーツだと思うが、サイクル構築では必ずしもそうではないような気がする。
当初カバルドンに勝てる(=ほとんどの物理受けに勝てる)!と話題になっていたが、それは剣の舞を積んだ状態でダイマックスを切った場合の話であり、実際は剣の舞のターンに状態異常にさせられたり、鉄壁を積まれたり、皮を剥がされる+ダイマしたあとこいつより早いコマで倒される、なんてケースもある。そうならなくとも、こいつに一方的にダイマを切ってしまい、後続の相手のダイマックスにまくられるケースも多い。VS受けで出しにくいポケモンだが、VSスタンでもドリュウズを見ると出しにくさを感じたり、、、何でもかんでも出して勝てるようなポケモンではない。
個人的に一番強いと思っていることは自然に先制技を持てること。実は環境にそういうポケモンは少ない。その先制技がドラパルトに抜群で入ることも素晴らしい。
ドラパルトよりカスタマイズ性能は低いが、ドラパルトより腐らない、そんなポケモンだと感じている。
③カビゴン
個人的にはこいつこそが一番の入れ得ポケモン。
まず一撃で落とされることがないのが大きい。ご存じの通り、ダイナックルが威力90なせいで、もっともダメージを食らう弱点技がインファイトであり、それすら一致で打ってくるポケモンはほどんどいないから、なにかしら仕事ができる。
そしてその「なにかしらの仕事」というのがいろいろあること。鈍いでつめてもよし、あくびでサイクルまわしてもよし、地割れで受け倒してもよし、、、こいつも相当に汎用性の高いポケモンである。
ゴーストの一貫を切れることも大きい。TOP2がゴーストである以上、PTにノーマルタイプは必須だと思っており、その第一候補がこいつであろう。対処が面倒なヒヒダルマへの立ち回りを楽にしてくれることも大きい。
弱いところは遅いので、上から行動されること。状態異常や追加効果、みがわりによりあくび透かしなどをされてしまう。逆に言うとそれ以外に弱いところが見当たらない。一致技で弱点をつけないことくらいか。
上3体に比べると技構成の汎用性は少ないと感じる。数値はどれも高いので、努力値はカスタマイズの余地があるのだが。
数少ない強い特殊アタッカーであり、特殊ダイジェッターである。非ダイマ時の追加効果の理不尽さ、ダイマ時の打ち合い性能の高さがあり、非ダイマ時とダイマ時の強い点が若干違うのが面白い。対面時、相手へのダイマ要求度は上3体より高い場合が大きいのではないか。技範囲も申し分なく、サイクルもできる、言うまでもなく強いポケモン。
…なのだが、こいつに限らず特殊ポケモンは、メタとして破格なほど数値をそこあげする「とつげきチョッキ」が存在しているため、こちらの計算を狂わされやすい。ヒートロトムはステロで簡単に削れるが、バンギラスやストリンダーなどはそうもいかない。こいつを全力で通す構築はなかなか勝ちきれないのではないかと感じる。個人的にはこだわり系のアイテムを持たせるのがアツい。
7世代でずっと使っていたポケモン。
7世代ではすなかきで使っていた。今ほど数の多いポケモンではなく、すながくれのシェアも少なかったが、天候要因と組み合わせ、スピードレースから一歩抜けたポケモンとして運用していた。絶好のカモであるカプ・コケコというポケモンが存在し、テテフやミミッキュにも強めに出れるのが強かった。
では8世代ではどうかというと、天候エースとしての運用は難しいと考えている。理由は、弱点技であるダイバーン、ダイストリームで天候を書き換えられてしまうからだ。同じ理由で7世代のときのように天候要因にさらさら岩を持たせるのも強いとは思えないので、天候ターンを存分に使えないのも弱い。
セルフでダイロックをして全抜きを図るのは強いと思う。特に上からの弱点技を耐えて、弱点保険を発動して、ダイロックで切り替えす動きは天才だと思う。タスキなどの行動保障があればギャラドスやトゲキッスに切り返しが効くのも強い。ただし弱点保険は発動に必然性がないし、命の珠があってもアーマーガアで簡単に止まるので、こいつをワントップにした構築は強いとは思えない。
かたやぶりも強いと思うが、役割対象であるミミッキュに素で上を取られていること、頻発するミラーが完全に同速ゲーであること、先制技がないことなどを考えると、タスキかたやぶりは積極的に使いたいポケモンではないと感じる。スカーフドリュウズはミミッキュの上をとれるし、任意のタイミングでダイマックスをして打ち分けられるのでとても強いと思う。
ということで、個人的には使うなら行動保障をもたせたすなかきか、かたやぶりスカーフかなという感じ。汎用性は低いので、TOP4からはワンランク落ちるポケモンかなという印象。どちらかというとロトム、ラプラスと同じキャラランクだと思う。
あ、S1とかS4であった鬼火ドラパルトからバトンするやつは天才だと思います。いつか真似して構築組みたい。
そのうちキャラランクも考えます
【剣盾S5シングル使用構築】実力不足カバパルト【最終900位】
今更S5の記事を書く男
ロクな結果も残してないし、ほとんど前期と変わらないので、記録でしかない。
性格 のんき
特性 すなおこし
努力値 H252B12D244(S個体値23 最遅ヌル抜かれ)
持ち物 オボンのみ
5期連続使用。来期も頼むぜ。
S6序盤に「じごくづき」でわからされたので、S6ではようやく「ほえる」を「ふきとばし」にしました。遅いわ。
②ドラパルト
性格 意地っ張り
特性 クリアボディ
努力値 ASぶっぱ
持ち物 いのちのたま
ドラゴンアロー・ゴーストダイブ・鋼の翼・竜の舞
スカーフキメラや1舞バンギラスの上をとるため最速にした。
相変わらず最強だったが、終盤アシレに砂+ダイホロウミリ耐えされたり、こいつで流れを呼び込めなかった。来期はいい加減違うポケモンを使うと思う。
特性 強運
性格 控えめ
努力値 CSぶっぱ
持ち物 ラムのみ
受けループに強く出るために。カビゴンでも起点を作れるようになったので「悪巧み」を採用。パッチラゴン、最速アーマーガアの上をとるため準速。
④カビゴン
特性 あついしぼう
性格 腕白
努力値 HBぶっぱ
持ち物 たべのこし
大幅に型を変えたポケモン。ウエポンはころころ変えていたが、結局一長一短。ヒヒダルマへ入りに有利に動けるのが強かった。
汎用性が高く、最強のポケモンであると感じたが、最強であるが故にガンガンにメタられており、途端に最弱のポケモンになることもあるのが難しい。
性格 意地っ張り
努力値 H164A156B188
持ち物 アッキのみ
ラムカビゴンをはじめ、多くのカビゴンに有利に動けるコマ。ドレインパンチでは威力が低すぎて舞ってもカビゴンを倒せないが、えぐいほど回復できるのでかなり打ち合える。同族には当然同速負けするが、攻撃はダイマされない限り耐えるので、割と打ち合って勝つことができる。とはいえ珠の一般的な型より技の威力が落ちることで、珠最速なら、と思うケースも多かった。ここまで振ってもドリュウズのアイアンヘッドを耐えないのも弱い点。「カビゴンに有利」「ラプラスにも有利」「ダイマックスをいなしやすい」という点は強かったが、足りない部分も多いポケモンだった。
性格 臆病
努力値 H156C132S220
持ち物 こだわりスカーフ
アーマーガアに弱すぎたので採用。重めの水タイプにも強くなれる。
私の電気タイプの扱いが下手すぎるだけなのかもしれないが、地面タイプを見せられるだけでボルトチェンジを打ちづらく、無限に択が発生してしまうため、どうにも強いと思えなかった。一貫している構築にはとても強かったが…。このポケモン自体が強いことは理解できるのだが、個人的には積極的に採用したいポケモンではない。
最終日最高600位くらいまでは行ったが、最終日一度も500位以内に行くことはできなかった。3日前くらいまでは勝てる気がしていたが、最終日は勝てる気がしなくなっていた。来期はガラっと変わった構築を使いたい。
【剣盾ランクマS3S4使用構築】カバパルト【S3最終397位、S4最終日最高653位】
↑S3最終
↑S4最終日(3/31)最高
S3はともかく、S4はロクな結果が残せなかったので簡単に記録として
性格 のんき
特性 すなおこし
努力値 H252B12D244(S個体値23 最遅ヌル抜かれ)
持ち物 オボンのみ
カバルドンは3シーズン連続で使用。S3途中からのんき個体に変更して使用。
ヌル抜かれ調整はヌル+高火力の並びに対し立ち回りを楽にしてくれて役に立ったが、反面ドサイドンとのS関係が逆転したりといったデメリットもあった。しかし、そもそもドサイドンもカバルドン抜き調整をしていたり、ラムのみをもって起点にしようとしてくる個体もいたので、これでよかったと思う。
カバルドンの使用率は落ちている気がしたが、ドリュウズ、エースバーン、ドラパルト、カビゴンといったポケモンや有象無象の物理ポケモンへの安定感は抜群で、水タイプやギャラドス・トゲキッスに起点にされないよう気を付けながら使えばまだまだ強いと感じる。多分来期も使う。剣盾での相棒枠。
ほえるをふきとばしにしていなくて負けた試合はなかったが、来期は変えます。
②ドラパルト
性格 意地っ張り
特性 クリアボディ
努力値 H204A252B4D4S44
持ち物 いのちのたま
ドラゴンアロー・ゴーストダイブ・鋼の翼・竜の舞
めちゃくちゃ強い。ドラパルトは火力のあるポケモンだと認識していなかったが、いのちのたまを持たせると絶妙な火力になり、珠ダイホロウは基本的に誰でも2発で倒せる。ダイドラグーン・ダイスチルのおかげで物理との打ち合いに基本的に勝てるのもこの環境では強い。S4はいろいろな型のドラパルトを使ったが、やはり個人的にはこれが一番強かった。
特性 強運
性格 控えめ(S3) 臆病(S4)
努力値 H116C236S156 (S3)
H100C188S220 (S4)
持ち物 ピントレンズ
ラムは腐ることが多かったし、いのちのたまは取られているので。S4では、ダイマックスが切れた後のラプラスを壁を貫通して倒したり、積んでくるピクシーを無視して殴ったりできた。強かったが、急所に当ててほしいときにはあまり当ててくれなかったり、安定感はない。それでもダイマックスのときにてんのめぐみより有効に働くので強いと思う。
身代わりは重いブラッキーを意識して採用した。安定択にもなって強かったが、この構築で重いドサイドンや水タイプへの打点としてくさむすびを採用したい場面も多々あった。
④カビゴン
特性 あついしぼう
性格 意地っ張り
AB252D4 @とつげきチョッキ
からげんき(S3はのしかかり)・ヒートスタンプ・かみなりパンチ・アイアンヘッド
強い。ラプラスやトゲキッス、水タイプに強く出れるし、後述するミミッキュのトリックルームから展開しても強い。鈍い型でも使ってみたが、積まずに広範囲を殴れることに加え、ダイストリーム→雨ダイストリームを耐えたり、単純に数値が上がるのが強かった。あついしぼうで採用できるのもチョッキのメリット。ただし、相手のカビゴンに勝てなくなるのが弱い。
S4最終盤にのしかかりをからげんきに変更。鬼火ロトムに強気に出せるようになったが、そもそもこいつを選出してノーマル技を打つ場面がなかったので、善悪はわからない。からげんきにしたほうが鬼火っぽいロトムを見ても強気に出せるのはいいと思う。
性格 意地っ張り
努力値 H164A156B188
持ち物 アッキのみ
じゃれつく・かげうち・のろい・トリックルーム
多くの相手に切り返しをできるミミッキュ。トリックルームを展開するだけでなく、めんどくさい相手を呪いを絡めて突破したり、ギルガルドと合わせて先制技で突破したり、雑に出して強いポケモンだった。ギャラドスを見たらほぼ選出した。
性格 おっとり
努力値 A212C252S44
カバルドンをシャドボ+てっていこうせんでしばきたかった。強かったが、S4はかなり対策されていた気がした。オボンロトムやオボンアシレーヌに体力を残されたまま突破されたり、増えていたタスキホルードに勝てなかったり。それでも初手に雑に出して強かったし、まれにトリックルームから展開したりもした。
【立ち回りについて】
ギルガルドorカビゴン+カバルドンorミミッキュ+トゲキッスorドラパルトorカビゴン
ガルドミミカビ、ガルドミミドラパ、ガルドカバドラパを多く出した。
もっと初手カビゴンを積極的に出してもよかったとシーズン終了後に反省している。
【あと語り】
S3ではかなり勝てたが、S4は最終盤勝ちきれなかった。そもそもS3とS4で環境がかなり変わったのに、ほぼ同じパーティで潜ってしまったので当然な部分もあるが、この構築でもっと勝てたはずという後悔もある。
ドラパミミカビキッスが強いという話がかなり広がっており、自分もそれはかなり感じて、この4体は継続して使っていくと思う。ドラパは珠で使いたいので、カバルドンも採用したい。変えるのはギルガルドの枠か、、、いずれにせよ、来期はもっといい結果を出せるようにがんばりたい。
適当に書いたので、なにか質問等あればTwitterまで
@matecha_poke
【剣盾S2シングル使用構築】ルチャドリュ積み展開【最終953位】
あまり結果も出ず、納得もしていないが、記録として。
【パーティコンセプト】
前期同様カバルドン→ダイジェット展開がわかりやすいのでその方向で考えた。そこで、エースを誰にするかだが、剣の舞を積めば化けの皮ミミッキュに止められないルチャブルをエースとして採用することにした。
ルチャブルは流行りのギルガルドで止まってしまうので、第2のエースとしてギルガルドに強いドリュウズを採用。この3体で重いアーマーガアに強く、いろいろなタイプの技の一環も切れるウォッシュロトム、サザンドラに強く積みの起点も作れるニンフィアも採用。
ここまで5体はかなり手応えのある組み合わせだったが、残り一匹はしっくり来なかった。(最終順位達成時はスカーフドラパルト)
【単体考察】
性格 意地っ張り
特性 型破り
努力値 AS252H4
持ち物 命の玉
パーティーコンセプトの一匹。積んだ時の制圧力は目を見張るものがあった。積めなくとも、それなりに高い素早さからタイプ一致120技を打てるので、ダイマックスを切らずに戦っていくことが結構あった。
アイテムは火力を補う命の玉。技構成は一致技2つ、積み技の剣の舞。ラストはギャラドス、アーマーガア意識の雷パンチを採用したが、個々の枠はパーティ次第で変えるのがいいと思う。
積んでもダイマックスを切れれると普通にアーマーガアに負けたり、耐久が低すぎて扱いやすいとは言えないポケモンだったが、見ためのカッコよさ、独特の性能にほれ込んでしまった。シーズン3も使ってみたい。
性格 わんぱく
特性 すなおこし
努力値 H252B108D148
持ち物 オボンのみ
前期とほぼ同じであるが、吠えるを吹き飛ばしにかえ、持ち物をオボンのみにした。どう考えてもこのポケモンの持ち物はオボンのみが強い。(というかオボンのみ自体が強い)前期と同じであることに加え、定番であるので説明は省くが、このポケモンをこの構成で軸として使うのは少し無理があった。ラムのみもちがホイホイ出てくるし、見えない弱点技で仕事をさせてもらえずに倒されるケースが多発した。それでも、ドリュウズ、ウインディ、ドサイドン、エースバーンなどに安心できるその性能は唯一無二であると感じたし、なんだかんだで信用していた。
性格 陽気
特性 すなかき
努力値 AS252B4
持ち物 きあいのタスキ
ルチャブルが止まるギルガルドに強いエースポケモン。カバルドンが起こした砂に乗ることでほぼすべてのポケモンの上から攻撃できる。ルチャブルは相手のダイジェット持ちに対面で負けることが多いが、このポケモンはそのダイジェットを半減にできる。面倒なトゲキッスにめっぽう強く、トゲキッスを見たらかなり選出したし、ギャラドスにもタスキが残っていればダイロック→ダイロックで勝てる。
最速トゲキッスの上から動くため、陽気、Sぶっぱは切れない。技構成は地震、アイアンヘッドの一致技は切れず、岩技もダイロックのもとになるので必須。いわなだれか岩石封じは悩むが、ダイマックス時の威力をとっていわなだれ。剣の舞の枠はステルスロックにすることで、カバルドンではなくこいつから展開していくことができるので、それもアリだったかなーというところ。
ルチャブルとの相性も良く、ストッパーにもなれて非常に強かった。命の玉意地っ張り信者の僕のてのひらを返させてくれた。僕にとって砂かきドリュウズは、前作でもレート2000を達成した相棒のようなポケモンであり、こいつを積極的に選出して勝てたのは非常に楽しかった。
性格 図太い
特性 フェアリースキン
努力値 H244B252C12
持ち物 たべのこし
技 ハイパーボイス・あくび・みがわり・バトンタッチ
カバルドンや後述するロトムに出てきやすいサザンドラや、カバルドンに出てくる特殊水タイプにめっぽう強い。有利な相手に出して、交代際に欠伸→ハイボで大ダメージをとれたり、トリトドンなどに身代わりをのこしてバトンしたりなど、大車輪の活躍をしてもらった。こいつを採用していなかったらもっと勝てなかったであろう。
多くの相手に対しあくびを入れたいので図太いほぼB特化。技構成は一致技のハイパーボイス、対面を操作できるあくび、裏のポケモンの積みの起点を作る身代わり+バトンタッチ。
性格 図太い
特性 ふゆう
努力値 H252B140C60D4S52
持ち物 イアのみ
技 ハイドロポンプ・ボルトチェンジ・あくのはどう・わるだくみ
上5体に一貫する、水、氷、その他いろいろなタイプの一環を切る。 ボルトチェンジで対面操作することもあれば、わるだくみから崩しを行うこともある。ニンフィア以上に大車輪の活躍だったが、こいつにいろいろな役割を押し付けすぎたという反省もある。
調整はHぶっぱ、準速ギルガルド抜き、ヒヒダルマのハチマキ馬鹿力耐え。技構成は、一致技のハイドロポンプ、対面操作技かつダイマックスするとメインウエポンにもなるボルトチェンジ、怯みもある上ダイマックスしてあいての特防を下げれるあくのはどう、積み技としてわるだくみ。
ルチャブル、ドリュウズがダイマックスせずとも強いので、こいつにダイマックスを切る機会もたくさんあった。数値が低くてあまり好きになれないポケモンであったが、使ってみると強かった。だがギルガルドのシャドーボールで普通に半分以上削られるあたり、やはり数値の低さは感じさせられた。
⑥ドラパルト
性格 ようき
特性 すりぬけ
努力値 AS252B4
持ち物 こだわりスカーフ
技 ドラゴンアロー・ゴーストダイブ・鬼火・とんぼがえり
ウオノラゴンやパッチラゴンを上から倒したり、ヒヒダルマの上から行動したかった。だが、アーマーガアに鬼火しかできない構成にしてしまったのはまずかった。
技構成は一致のふたつ、対面操作できるとんぼがえり、ダイウォールになりいろいろなポケモンの誤魔化しにつながる鬼火。
この枠は当初特殊鬼火たたりめドラパルトで使っていたが、ウオノラゴンが重すぎることに気が付きこの構成に変更した。その後、サブロムではギルガルドに変えて回していた。
【立ち回りについて】
カバルドン(起点作り)+ルチャブルorドリュウズ(エース)+ニンフィアorロトムorドラパルト(対面操作)
などなど。ステロがほしいときはカバルドンで、そうでないときはニンフィアでも対面操作できるので、実際は一番下の選出が多かった。
【あと語り】
ドリュウズ+ルチャブルは強かったし、+ニンフィア+ロトムも強かった。ドラパルトの枠にいろいろ要求しすぎたのは無理があったし、カバルドンとドラパルトの二枠で穴をうめるべきだった。
メインを3桁に乗せてから、サブも3桁乗せて、それからメインを伸ばそうと考えていたが、サブロムは一生1000番台を彷徨ってしまい、メインを伸ばす勇気が持てなかった。最終日前日の夜に3000位から3桁まで伸ばせたし、最終日前日も最終日の朝も仕事だったことを考えるとよく頑張ったと思う。社会人にこの日程は辛すぎる。
なにか質問があればツイッターまで。
【雑記】展開構築に吹く逆風
僕はカバ+積みエースみたいな展開構築が大好きだが、今は環境的に大逆風と言わざるをえない。
その要因は①ラムのみ持ちの増加②展開構築へのマークの厳しさ③トリルミミッキュの増加 である。
まずラムのみであるが、5世代から6世代、6世代から7世代に移行する際に減っていったアイテムである、という背景がある。
5世代ではキノガッサというポケモンが猛威を振るっており、すべての構築においてこいつへのメタが必要であった。この当時は草タイプもキノコのほうしで眠らせられる仕様であり、先に動かれる、あるいは返しで動かれた瞬間に一匹眠ることが確定したわけである。そのため、拘りポケモンは寝言を持ち、ラムのみめざぱ飛行カバルドンなんて地雷までいた。(ちなみに僕はこのカバルドンをパクってそれなりの結果を出させていただいた記憶がある。)
6世代になると、キノコのほうしが草タイプで無効化できるようになった。さらに、メガシンカという概念が追加され、パーティに最低1体はメガストーンを持ったメガシンカポケモンを入れることがほぼ必須となっていた。そのため、自動的に持ち物枠が一つ消費され、ラムの実を持たせる機会が減ることになった。
7世代ではさらにZ技が追加された。一度だけダイマックス技以上の威力をもつ技をぶっぱなせるこの持ち物も、パーティの準必須アイテムとなっていた。所謂対面構築ではメガ2体+Z2体+タスキ+@なんてテンプレも作られ、これによってより一層ラムの実を持たせる機会は減っていった。さらにこの世代は所謂回復実の回復量が1/2であり、完全なぶっこわれアイテムとなっており、これもラムの実衰退に一役買っていたことであろう。
これを受けた後の8世代である。序盤はカバルドン等のポケモンがあまり評価されていなかったことに加え、6、7世代のプレイヤーはラムの実というアイテムを弱いアイテムだと思っていたため、ラムの実を持ったポケモンは少なかった。しかし、そのあとカバルドン等のあくびポケモンは評価され、シーズン1ではカバ、トリトドンなどが入った構築が多数結果を残すこととなった。
展開構築へのマークというのは、単純な話であるが、カバルドンやオーロンゲなど、見るからに展開が読めるポケモンに対しては、初手でそれらに強いポケモンを投げてきたり、構築段階でそれらの展開への動き方をシュミレーションしており、こちらの思惑通りの展開を許してくれないプレイヤーが増えてきたと感じる。これはトリルミミッキュにもつながることで、ダイジェットポケモンに対してミミッキュを選出し、逆に相手に展開されてしまう、という機会がかなり増えたと感じている。
これらを踏まえて展開構築とどう向き合っていくか、ということであるが、まずステロ→あくび戦術は今は相当弱いと考えている。想定外のポケモンがラムのみを持っており、それらのポケモンに逆に展開された時のディスアドバンテージが大きすぎるからである。
ラムの実というアイテムは、追加効果の保険にもなる非常に汎用性の高いアイテムであるが、反面ポケモン自体の性能を上げるアイテムとは言い難い部分がある。こちらがあくび展開などの動きをしなければ、基本的に腐らせることができるので、ある意味で相手の持ち物を1つ無駄にすることができるわけである。
では今どんな構築が強いかと言われると、やはり対面構築が強いのかな~と考えている。ここにカバルドンを見せポケとして採用して、相手のラム持ちを引きづりだし、対面性能と数値の高いポケモンで殴り勝つ、という戦法も面白そうである。
また、カバルドンと違って、展開構築とわかりにいポケモンから展開していくのも面白い。例えばドラパルトの壁は一定数いるが、ドラパルト入りの構築を見て展開構築だと断定することは難しいので、あまりマークさせずに展開できるのではないかと考えている。(私は壁構築が好きじゃないので使うことはないと思いますが)
とはいえ個人的には展開構築が大好きなので、今期も展開構築を使い続けると思う。ミミッキュに強いルチャブル、ドリュウズ、アーマーガアあたりをエースにした構築を使っていきたい。
【雑記】一致ダイジェッタ―まとめ
ダイジェットを持てる主要なポケモンをまとめて個人的な評価を書いてみる。
種族値:HP95 攻撃125 防御79 特攻60 特防100 素早さ81 計540
特性:威嚇・自信過剰
主要な技構成:滝登り・飛び跳ねる・竜の舞or挑発orパワーウィップor地震
最も早くから評価されていたダイジェッタ―。自信過剰による能力上昇に加えダイストリームで雨にすることで更なる火力上昇が期待できる。爆発力はダイジェッターの中で最も高いかもしれない。
難点を上げるとすると、電気4倍のために積んでもスカーフロトムなどに倒されるようなケースが考えられる。また、竜の舞を積む機会を増やすためには挑発がほしいが、そうするとウエポンを切ることになり、2ウエポンだとかなり無理な範囲が出来てしまう。(ウォッシュロトム、ジュラルドン、パッチラゴンなど…)サニーゴなど挑発すると簡単に止まるポケモンが減っているため、そもそも竜の舞を積む機会が少なくなっていることもあり、挑発は現環境だとあまりおすすめできないかもしれない。(とはいえ挑発はパーティに一匹はあると便利な技だが)
種族値:HP85 攻撃50 防御95 特攻120 特防115 素早さ80 計545
特性:はりきり・てんのめぐみ・強運
主要な技構成:エアスラッシュ・マジカルシャイン・炎技・悪巧み
弱点保険を持たせた型が一時期大流行し、数を伸ばした。現在では警戒されまくっているため、ラム、命の珠などを持たせた型も多い。強運ピントレンズという型も存在する。
こいつの素晴らしいところは、なんといってもダイマックスを切らずとも受けサイクルに強い点である。ダイマックス以外のポケモンは上からエアスラッシュでひるませればなんでも突破できる可能性を持つ。ダイジェットで素早さを上げた後、ダイマックスが切れても上からエアスラを打てる。7世代以前のエアスラキッスを知っている者は皆恐怖におののくだろう。数少ない特殊ダイジェッターであることも評価ポイント。
弱点としては、ダイフェアリーが弱いこと。等倍範囲は広いが、積まないと火力が出ず、追加効果のミストフィールドが自身が浮いているため恩恵を受けられず、実質追加効果なしのような形になってしまう。トップメタの一角であるドリュウズに弱いところも微妙な点である。
種族値:HP78 攻撃92 防御75 特攻74 特防63 素早さ118 計500
特性:じゅうなん・かるわざ・型破り
主要な技構成:インファイト:ブレイブバード:剣の舞:雷パンチorアイアンヘッド
こいつのアイデンティティは型破りである。上2体にありがちな、積んだけどトリルミミッキュに切り返される、といった事態を防ぐことができる。素で素早く、素の一致の威力が高く、不足しがちな格闘打点を持てる、といった点も強い。
弱点は数値の低さ。火力も無ければ耐久もない。上二体の数値の高さ、種族値効率を見た後だと眩暈がしてくる。そしてダイジェットが弱点なので、ダイジェットの切りあいではまず負ける。
積み技が剣の舞であることに加え、かたやぶりもあることから上2体と明確な差別化ができている。積めればこいつが一番強い気がしているので、こいつを使ったパーティでシーズン2は結果を出したい。
アーマーガア
種族値:HP98 攻撃87 防御105 特攻53 特防85 素早さ67 計495
特性:プレッシャー・緊張感・ミラーアーマー
主要な技構成:色々あるけど、火力に振ったのはブレバ・挑発・ビルド・羽休め
エアームドのパチモノ扱いされてたが、終盤は殴ってくるやつばかりだった。聞いていた話と違う。
とにかくタイプ優秀で、ビルド→ダイジェットの詰ませ性能が高いため、こいつを入れるだけで選出を縛ることが出来る。挑発でミミッキュにトリルを打たれない。ダイマックスが切れた後の性能も高い。めちゃくちゃ強い。地味に数値効率もいいので、ルチャブルとは大分種族値を見た時の印象が違う。
弱点は電気になにもできないこと。そして、ミラーの難しさ。僕もこいつが最強だと信じて疑わない時期があったが、ミラーがめんどくさくて考えるのをやめました。
よくわからない。誰か強みを教えてください。
この記事書いていたら、ルチャブルよりトゲキッスの方が強い気がしてきました。今の構築投げそう。
不一致ダイジェッタ―についても今度書きます。